ライフオーガナイズ

収納の奥行きがどう考えても深すぎる問題 その2

sayakowada

 

奥行きが深すぎる問題、こんな解決方法もあります。

 

こんにちは。

一級建築士+ライフオーガナイザー®の和田さや子です。

 

先日、お片づけのモニター作業でお伺いしたお家でも、

奥行きの深い収納に困っていらっしゃいました。

 

Aさんは、収納本なども研究して、

奥行きを生かした収納を実践していました。

が、どうにも使いこなせていない…

 

原因は、手前に出来る余白にありました。

 

IMG_4481.JPG

 

昨日の記事の写真でいうと、この赤色の部分が余白になります。

ここに、ついつい荷物を詰め込んでしまう…

余白をキープできない…

そんな方には、立体利用をすることはオススメしません。

 

Aさんのお悩み

 

P1050385

BEFORE

奥行きは80センチ程度。

更に階段下収納なので、高さが低いのも使いにくい理由です。

奥にカラーボックスが置いてありますが、

手前にモノを置きすぎてしまい、棚が有効に使えていませんでした。

 

日頃の使い方や、行動のクセなどをお伺いし、

「奥行きを生かす」という発想自体を手放してみてはいかがでしょう?

という提案をさせていただきました。

 

奥行きをあえてデッドスペースにする勇気

 

IMG_3718

AFTER

 

全て出して、分け直し、全体量は減りましたが、

基本的な使い方は以前のままです。

ただ、置いている棚やごみ箱を、収納の手前まで引っ張り出してきて、

手前に余白ができないレイアウトとしました。

 

置く場所がないので、物理的な詰め込みすぎを防ぐことができ、

棚も有効に使うことができます。

 

元々、たくさんのモノを持ちたいタイプの方ではなかったので、

自分の中でのボーダーラインを作ることで、

スッキリした状態をキープできるようになったのではないかと思います。

 

「収納スペースはあればあるだけ詰め込んでしまう」という方には、

こんな解決方法もありますよ。

ぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

 

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ABOUT ME
和田さや子
和田さや子
一級建築士|ライフオーガナイザー|建築カラープランナー
NIGI一級建築士事務所主宰 建築士として住宅設計を続けて20年。 サスティナブルな家づくりがこだわり。
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