4歳男子との駆け引きテクニック3選
チャリティイベントが終わり、初めての定休日。家の中で気になってた場所をざざーっと片づけて、ようやく気持ちもリセットしました。家が整っていると、気持ちのザワザワも減りますね。
こんにちは。一級建築士/ライフオーガナイザーの和田さや子です。
ここ何か月か、4歳の息子との攻防戦を毎日繰り広げています。赤ちゃんの頃は、割とニコニコしていて陽気な子だったので、あまり育児に困難さを感じませんでしたが、4歳になり自我が出てきてからというもの・・・
- ルールや約束、以前は守れていたことをしなくなった
- 叱られると更にふざける
- 姉とのケンカが増える
「できることをあえてやらないで相手の反応を見ている」のが、とてもよくわかるので、こちでもついつい、語気が強くなります
こちらも叱るのに疲れてきて、どうにか打破できないか…と、中村佳子さん著の
男の子が ひとりでできる「片づけ」 を思い出します。男子を育てるのに必要なのはユーモア!だ・・・ただ、ユーモア苦手なんだよなぁ・・・
学級委員長系女子 (笑) として育った私は、ちょける男子がどうにも苦手です。とはいえ、何か絞り出さねば!と考えて、うまくいった駆け引きテクニックを3つご紹介します。
1.数え方にバリエーションを
なかなか次の行動に移れないとき、カウントダウンをするといいというアイデアはよく聞きますが、息子の場合それは逆効果。
[chat face=”plofile02_circle.jpg” name=”母” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]10秒以内に飲めるかな!?[/chat] [chat face=”boy.jpeg” name=”息子” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]数えんとってーーー!怒[/chat]そこで、一ひねりしてみました。
[chat face=”plofile02_circle.jpg” name=”母” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]今から金魚で数えるわ~その間に飲んでみて![/chat] [chat face=”boy.jpeg” name=”息子” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]え?きんぎょ?きんぎょでかぞえるの?[/chat] [chat face=”plofile02_circle.jpg” name=”母” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]1きんぎょ~2きんぎょ~3きんぎょ~[/chat]12金魚でお茶を飲み切りました。これ、好きな言葉をあてられるので、バリエーション増やせそうです。
2.競争が一番手っ取り早い「よーいどん!」
保育園から帰るとき、玄関でなかなか靴を履かずに友達とふざけている光景、よく見ますよね。たまにならいいのですが、毎日毎日繰り返されると、こちらの気持ちも余裕がなくなります。
[chat face=”plofile02_circle.jpg” name=”母” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]おなか空いたな~[/chat] [chat face=”plofile02_circle.jpg” name=”母” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]お買い物行こう~[/chat] [chat face=”plofile02_circle.jpg” name=”母” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]もう!先に帰っちゃうよ!怒[/chat]どれも、ほとんど聞いてません。たぶん、脳みそに言葉が届いていないのだと思います。こんな時は、お友達も巻き込んでの競争が一番効果的です。
[chat face=”plofile02_circle.jpg” name=”母” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]誰が一番早く靴掃けるかな~[/chat]みんな、すごい勢いで靴を履き始めます!同じようにイライラしている保護者同志、うまくいくと心の中でガッツポーズです。
3.お兄ちゃんの日か赤ちゃんの日か選べる
子どもはどんどん成長して、できることが増えてきます。親としては「このくらいならできるだろう」という期待値が徐々に上がってきて、昨日までできていたことが突然できなくなる(しなくなる)と、「なんでできないの!」と言ってしまいがちですよね。
そこで自分(親)の中の期待値を下げるために「赤ちゃんDAY」を導入してみました。
[chat face=”plofile02_circle.jpg” name=”母” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]○○くんは、今日赤ちゃんの日なんやな~[/chat]赤ちゃんなので、できないことがたくさんあっても当然。できないことは、どんどん代わりにやってあげるよ、という意味でもあります。息子の反応はその日によって違います。
[chat face=”boy.jpeg” name=”息子” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]○○くん、赤ちゃんだから~[/chat]と、なる日もあれば・・・
[chat face=”boy.jpeg” name=”息子” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]違う!お兄ちゃん!怒[/chat]と、逆切れして、怒りながら次の行動へ行くこともあります。この声かけ、最初のころは「赤ちゃん」を選択することが多かったのですが、最近は「お兄ちゃんだもん!」と言う日が増えてきました。
「片付けやすい仕組みをつくったから」「自分で身支度できるようにしたから」毎日うまくいくとは限らないものですね。日々、心揺れる子どもたちと一緒に試行錯誤するのも、親の大切な役目だな~と思います。
この反抗期を抜けるのはいつか・・・毎朝、パジャマから着替えないと主張する息子とのかけひきは続きます。