念願の棕櫚ほうきを手に入れたらちょっと掃除が楽しくなった話

sayakowada

先月、何年も前から悩んでいた棕櫚ほうきを買いました。

 

こんにちは。
一級建築士/ライフオーガナイザー の和田さや子です。

10年越しの買い物

 

京阪三条駅から鴨川を渡ってすぐにある、内藤商店さん。創業はなんと1818年。店先には棕櫚ほうきやたわしが置いてあります。”ここの棕櫚ほうきがおすすめ”と聞いてから、「いつか買おう」と心に決めていました。

とはいえ、そんなに三条に行く用事はなく、行ったとしても「帰りに買おう」と思って忘れるパターンや、帰るのが遅くなってしまい、お店がしまっているパターン。幾度となく、買う機会を逃してきました。

それがとうとう、先月その機会がやってきました。

娘の希望で京都にお出かけ。万華鏡ミュージアムや漫画ミュージアムなどを堪能した帰りに、内藤商店に寄ることができたのです。

店頭でおかみさんに、「フローリング用にほしい」と相談して決めた棕櫚ほうきです。ちりとりはどうしたらいいか相談したところ、特別なものはいらない。うちわをちりとり替わりにすると、静電気も起きないしおすすめよ、と教えていただきました。といっても、ちょうどよいうちわもなかったので、だいぶ前に買ったブリキのちりとりをそのまま使うことにしました。

セカンド掃除機を使わない理由

 

掃除機をかけるのはせいぜい週に一度。今までの日常の掃除はクイックルワイパーばかりでした。クイックルワイパーは髪の毛や埃をとるのには向いているのですが、少し大きな屑などはとれないのがちょっとしたストレス。

そんなちょこっと掃除のために、セカンド掃除機としてスティッククリーナーを持つ人が多いですが、わが家には向いていないので使っていません。理由は3つ

  1. 私が掃除したいタイミングと、娘のピアノ練習がバッティングすることが多いこと。
  2. 掃除は排気で埃がまいあがるので、子どもがいないときにかけたい。
  3. 掃除機自体のメンテナンスがめんどう(紙パックの交換も含む)

そんなわけで、埃がたたず、音も出ないクイックルワイパーと棕櫚ほうきの組み合わせがベストということになりました。

棕櫚ほうきとクイックルワイパーを使い分け

 

その日の床の様子をみて、棕櫚ほうきで掃除をするかクイックルワイパーを使うか、決めることにしました。余裕があれば両方することもありますが、たいていは時間がなくて片方です。

朝の時計と睨めっこをしながら、今日は1階をクイックルワイパーだけ、今日はちょっと時間があるから2階から1階まで全部ほうきをかけよう!など、無理せずできる範囲での掃除を心がけています。

息子がアトピーにしないというのが、私の最大の掃除のモチベーションなので、必然的に息子が滞在する時間が長い場所を優先的に掃除をします。

そうすると、夫婦の寝室の掃除の頻度がさがっているのだけが、問題といえば問題ですね。笑

 

棕櫚ほうきはの良さはやっぱり畳で実感

 

フローリング向きのものを買いましたが、畳の部屋も同じほうきでかけます。内藤商店のおかみさんのアドバイス通り、表面を撫でるように。それでも、畳の目に入り込んだ小さなゴミ気持ち良いほど集まります。

畳とクイックルワイパーは相性が悪いなーと感じていたので、棕櫚ほうきがきてから、こんなに汚れていたのか!と驚きました。

そして、一番のメリットは自分のお気に入りを手に入れたことで、めんどうに感じていた掃除がちょっと楽しくなったこと。これはプラスチックのほうきでは手に入りませんね。長く使い続けていきたいなーと思います。

 

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